北朝鮮が同日、平壌の人民文化宮殿で開いた国土管理運動に関する大会でも金第1書記の談話が伝えられた。
談話発表後、北朝鮮全域で治山治水工事が進行している。朝鮮中央通信は先ごろ、平壌で植林や緑地造成が進められていると報じた。そのほか各地でマンション建設や河川の整備、堤防の保守工事、かんがい設備の整備などが進められている。
専門家らは金第1書記の指導力を示し住民に対し目に見える成果を上げることで、安定的な統治基盤を確立しようとしていると分析する。東国大学北朝鮮学科の高有煥(コ・ユファン)教授は、「北朝鮮全域で進む工事は内部掌握のためのもの」として、食糧不足などの経済難解決に尽力する姿を示し、指導力確保を狙ったものと解説した。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0