軍事パレードを観閲する金正恩第1書記(左から2人目)=15日、ソウル(AP=聯合ニュース)
軍事パレードを観閲する金正恩第1書記(左から2人目)=15日、ソウル(AP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は15日午前、故金日成(キム・イルソン)主席生誕100年を迎え、平壌の金日成広場で朝鮮人民軍、労働赤衛軍、赤い青年近衛隊による軍事パレードを行った。
 北朝鮮が朝鮮人民軍創設80周年(25日)でなく金主席の誕生日に合わせて大規模な軍事パレードを行ったのは、新指導者、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の時代の幕開けを国内外に誇示する狙いがあるとみられる。
 パレードでは金第1書記が約20分間、演説を行った。金正日(キム・ジョンイル)総書記死去後、金第1書記が公の場で演説する姿が公開されたのは初めて。
 金第1書記は演説で「過去の弱小国が堂々たる政治軍事強国に変わり、わが人民は誰も手出しすることのできない自主的人民として尊厳をとどろかせている。これは金日成同志と金正日同志が秘めてきた歴史の必然だ」と力説した。
 朝鮮中央テレビなど北朝鮮のメディアはパレードの模様を実況中継した。
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