【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める林聖男(イム・ソンナム)朝鮮半島平和交渉本部長が来週ロシアを訪問し、新任のロシア側首席代表、マルゲロフ外務次官と会談する。
 政府当局者が31日に明らかにした。具体的な日程はロシア側と協議中という。
 今回の訪問では北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去後の朝鮮半島情勢を評価し、中断している6カ国協議再開に向けた方策を協議する。林本部長はロシアを通じて北朝鮮に「対話再開の道は開いている」とのメッセージを伝えるものとみられる。
 林本部長は訪ロ前の2月1日にソウルで米国のキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)と会談し、6カ国協議再開に向けた協力策を協議する。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0