【ソウル聯合ニュース】韓国空軍の最新鋭戦闘機F15Kの攻撃力が現在より最大で5倍向上する見通しだ。
 防衛事業庁関係者は2日、F15Kの昼夜間の標的識別と打撃力の向上に必要な装置として、米ロッキード・マーチンが製造する「Sniper ATP(高等照準ポッド)」を導入する契約を締結したと明らかにした。
 同装置は戦闘機の下段部に装着され、昼夜関係なく目標物に赤外線を発射し、精密な照準と誘導爆撃を可能にする。F16に装着された「LANTIRN(夜間低高度赤外線航法・目標指示システム)」より探知距離が3~5倍ほど向上したため、その分、打撃力も高まる。レーザー衛星追跡装置と赤外線監視レーダー装置を持ち、撮影した目標物の映像を地上軍に伝送できるため、地上軍の打撃力向上にもつながる。
 2013年から段階的に40機のF15Kに装着される予定。

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