【ソウル5日聯合ニュース】慶尚北道で発生した家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が拡散を続けるなか、政府は5日に対策会議を開き、総理室と農林水産食品部、行政安全部、国土海洋部、環境部などで合同点検・支援班を構成することを決めた。地方自治体の口蹄疫防疫実態を点検すると同時に、自治体の防疫活動を積極的に援助し、拡散を防ぐ方針だ。
 また、口蹄疫が発生した地域の家畜を迅速に埋立処分し、移動を規制するため、軍の兵力や装備、当該地域の国家公務員を動員することにした。埋立処分などで被害が出た農家に対する支援も、最大限迅速に整える。
 口蹄疫は先月29日、慶尚北道・安東の養豚場2か所で初めて発生した。今月に入っても、1日3~4件、多い日には約10件ずつ感染が確認されている。

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