【大邱27日聯合ニュース】大邱安心中学校と日本の信州大教育学部付属長野中学校で27日、両校のピアノを光回線でつないで実施する音楽の合同授業が行われた。安心中学校からは1年生30人が出席し、プロジェクター越しに日本の中学生と対面した。
 授業は、自動演奏機能付ピアノによる韓国初の遠隔音楽授業を実演しようと、ヤマハミュージックコリアが企画。インターネットがつながった環境でピアノを弾くと、光回線を介し、相手側でも同じ種類のピアノで同一の動きが再現される。

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 安心中学校ではこの日、韓国と日本の代表的な曲を発表・指導する授業と、両国ピアニストの演奏を聴く授業が2時間にわたり行われた。両校は、民謡「珍島アリラン」や「さくらさくら」をお互いに歌ったほか、芸能人や野球選手、学校生活などに関する話で交流を深めた。

 授業に参加したパク・ソヨンさん(14)は、「日本の生徒と一緒の授業は不思議でおもしろかった。なかなかできない経験だったし、きょう会った生徒とペンパルになり、親しくなりたい」と感想を述べた。

 同校側は、今回の授業で「近くても遠い」日本が「遠くない国」であることを生徒らが感じるいい時間だったと話した。


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