金本部長(右)とカーク代表(資料写真)=(聯合ニュース)
金本部長(右)とカーク代表(資料写真)=(聯合ニュース)
【サンフランシスコ27日聯合ニュース】外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長と米通商代表部(USTR)のカーク代表は26、27の両日、米サンフランシスコで会合を行い、韓米自由貿易協定(FTA)の争点を話し合ったが、合意には至らなかったようだ。
 金本部長は帰国前に記者らに対し、1回の会合で満足のいく結果は出ないと、会合の雰囲気を伝え、次回の会合で議論を続けていくことにしたと述べた。
 次回会合の具体的な日程はまだ決まっていないが、外交通商部は報道資料を通じ、ソウルで来月開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)前に再び会合を行うと明らかにした。USTRもG20ソウル・サミット開催前に会合すると説明した。
 このため、次回会合は来月2日に実施される米中間選挙直後に開催されると予想される。韓米が、G20ソウル・サミット前にFTA実務協議を妥結できるかを決める重大なヤマ場になるとみられる。

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