【ソウル19日聯合ニュース】韓国とフィリピンを行き来する空路をめぐる両国航空会社の競争が激化しそうだ。
 航空業界が19日に明らかにしたところによると、韓国では現在、仁川と釜山からフィリピンのマニラ、クラーク、セブ、カリボの4都市に就航している。
 大韓航空は、仁川~マニラ線を週14便、仁川~セブ線を週7便、釜山~マニラ線を週2便、運航している。アシアナ航空は、仁川~マニラ線、仁川~セブ線をそれぞれ週14便、仁川~クラーク線を週7便、釜山~マニラ線を週7便、運航している。
 これに加え、来年1月までには国内外の格安航空会社を中心に、新規就航・増便が計画されている。済州航空は10月から仁川~マニラ線を週5便運航する計画だ。不定期便を運航していた釜山~セブ線は定期便化し、週2便とする予定。ジンエアーは、仁川~クラーク線週5便の運航を準備中。またエア釜山は、路線未確定ながら、釜山~フィリピン線を12月から就航する計画だ。
 フィリピンの航空会社では、昨年12月から仁川~カリボ線を週4便運航しているゼストエアーが、先月22日に仁川~セブ線週4便を就航した。来月からは釜山発のカリボ線も週2便運航の計画ダ。セブパシフィック航空は、現在週7便の仁川~マニラ線を、来年1月から週14便に増便することを検討している。
 航空業界関係者は「フィリピンは韓国人に人気の観光地。フィリピン側でも最近の韓流人気で韓国観光需要が伸びている」と話し、今後も両国航空会社の競争は加熱しそうだと予想した。

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