朴賛浩投手(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
朴賛浩投手(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
【ソウル5日聯合ニュース】米大リーグ(MLB)のピッツバーグ・パイレーツは4日、ニューヨーク・ヤンキースから戦力外通告を受けた朴賛浩(パク・チャンホ)投手を獲得したと発表した。7日ごろにチームに合流する予定。
 現在、パイレーツのブルペンはオクタビオ・ドーテルやハビエル・ロペス、D.J.カラスコ選手らがトレードなどで移籍、戦力に大きな穴が開いている。同球団は、崩壊したブルペンに力を吹き込むため朴を迎え入れたと説明している。

パク・チャンホ の最新ニュースまとめ

 今季、フィラデルフィア・フィリーズからヤンキースに移籍した朴は、けがなどで振るわず、今月1日にヤンキースを戦力外となった。今季29試合に登板し、2勝1敗、防御率5.60にとどまった。戦力外通告を受けてから10日以内に移籍が決まらなければ、マイナーリーグ行きを受け入れるか自由契約選手(FA)にならざるを得なかったが、かろうじて大リーグ残留のチャンスをつかんだ形だ。
 さらに、通算122勝を挙げている朴は、野茂英雄が持っているアジア投手最多勝記録(123勝)更新にも引き続き挑戦できる。ヤンキースよりピンチの場面での投入が増えるとみられ、勝利投手になるチャンスが高まると予想される。
 ナショナルリーグ中地区のパイレーツは今季、37勝70敗で最下位となっている。



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