金委員長は、金正日(キム・ジョンイル)総書記の68回目の誕生日(16日)を翌日に控え平壌の4・25文化会館で開かれた中央報告大会に出席。「自主、平和、親善の旗を高く掲げ、国の間の善隣友好関係を発展させ、世界の自主化を実現するため、力強く闘争していく」と述べ、このように強調した。
南北関係については、南北共同宣言と首脳宣言に基づき改善し、祖国統一の前途を切り開いていこうという立場は確固不動だとしながら、「北南(南北)関係を改善し、民族の和解と協力に追従し全民族の団結を成し遂げるため、闘争を力強く繰り広げる」と主張した。昨年の報告大会では、「南朝鮮(韓国)の反統一好戦勢力に恐ろしい鉄ついを下すための闘争を展開しよう」と扇動したが、ことしはこうした韓国非難の発言はなかった。
このほか金委員長は、人民生活の向上に決定的な転換を成し遂げ、社会主義強盛大国を一日も早く建設し、主体革命の偉業の終局的勝利を引き出そうと呼びかけた。
この日は各道、市、郡で「2・16慶祝」の報告大会・報告会が行われた。
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