韓日通貨スワップは、ウォンと円を一定レートで交換し自国の金融市場に流動性を供与できるようにするもので、2005年5月に締結された。世界的な金融危機の発生を受け、2008年12月に引出限度額が50億ドルから200億ドルに拡大、さらに昨年3月と10月の2回、期限が延長された。
韓国銀行のチャン・テクキュ国際局チーム長は、韓日スワップの使用実績はまだないが、期限延長は域内金融市場の安定に役立つとの見方を示している。
韓国銀行はこれとは別に、チュンマイ・イニシアチブ(CMI)の枠組みに沿い、通貨危機時には日本銀行から最大100億ドルの支援を受けることができるようになっている。
一方、米連邦準備制度理事会(FRB)と結んだ限度額300億ドルの通貨スワップは、予定通り来月1日で終了する。
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