【ソウル5日聯合ニュース】GS建設は5日、アラブ首長国連邦のアブダビ国営石油会社(ADNOC)子会社、アブダビ石油精製会社(Takreer)が発注したルワイス精油精製施設の工事を受注したと明らかにした。総事業費は31億1000万ドル(2816億円)で、国内企業が単独で受注した海外プラント工事としては最大規模となる。
 事業は、首都アブダビから西に250キロメートル離れたルワイス石油化学団地に、重質油を付加価値の高い燃料に変える残油流動接触分解(RFCC)プラントを建設するもの。一日生産量は12万7000バレルと世界最大規模になる予定だ。来月に着工し、2014年の完工を目指す。
 GS建設は設計から購買、施工、試運転まで全過程を単独で進め、工事を通じて年間9000億ウォンの売上増大効果を上げられるものと期待している。同社はこの受注により、ことしのプラント事業本部の海外受注目標(3兆8000億ウォン)を大きく上回る約7兆ウォンの受注高を達成した。

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