与野党議員らは金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長が本会議の散会を宣言した後も会議場から退場せず、そのまま席に残りにらみ合いを続けた。与野党が同時に本会議場を占拠する事態は例がなく、先の立法をめぐる対峙(たいじ)に続き、再び物理的衝突が起こる可能性が高まっている。
これは、非正規職法やメディア法など争点法案の職権上程に備えた戦略と分析される。与党ハンナラ党は争点法案の職権上程のため、野党民主党はこれを阻止するために立てこもりに踏み切った。与野党は同日に2回の議員総会を開き、会期最終日(25日)まで徹夜組を編成するなどの「立てこもり作戦」を立てたとされる。
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