【ソウル9日聯合】統計庁が9日に発表した、平均寿命や平均余命、死亡率などを分析した「2007年生命表」作成結果によると、2007年に生まれた子どもの平均寿命は79.6歳で、前年に比べ0.4年延びた。10年前に比べると5.2年長い。この10年、男は青壮年層(30~64歳)と高年齢層(65歳以上)で、女は高年齢層での死亡が減少したことが大きく貢献した。
 2007年生まれの男の平均寿命は76.1歳、女は82.7歳で、女が6.6年長い。性別の平均寿命の開きは1985年(8.4年)をピークに徐々に狭まる傾向にある。

 昨年現在45歳の人がこの先何年生きられるかを予想する平均余命は、男が33.0年、女は39.0年と集計された。また、昨年生まれた子どもが80歳まで生きる確率は男が46.9%と半分を下回った半面、女は70.1%だった。

 死亡原因をみると、現在の水準が維持された場合、昨年生まれた子どもががんで死亡する確率は男が28.1%、女は15.9%となっている。次いで脳血管や心臓、高血圧など循環器系疾患による死亡確率は男22.9%、女28.9%、肝臓疾患による死亡率は男2.4%、女0.9%だった。交通事故や自殺などの外因死は、男が9.3%で、6.0%の女を上回った。

 がん、脳血管疾患、心臓疾患のいわゆる3大死因による死亡率は男が48.4%、女が40.2%だ。10年前と比較し死亡率が上がった死因は、男はがんと心臓疾患、自殺など、女はがん、心臓疾患、肺炎などの順だった。3大死因を除いた場合、昨年生まれた子どもの平均寿命は男が8.9年、女は6.4年それぞれ延びると推定される。

 経済協力開発機構(OECD)30加盟国と比べると、韓国人の平均寿命は男(76.1歳)はOECD平均と同じ、女(82.7歳)は平均より0.9年長い。

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