去る8月21日、日本で初のシングル曲『GET ALONG TOGETHER』を発売した韓国3人組グループ<sg WANNA BE+(エスジーワナビー)>が、発売を記念したミニライブ&握手会を川崎ラゾーナにて開催した。

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野外ステージにはイベント開始前から多くのファンが詰めかけ、その人数は3000人にも及んだ。ステージをぐるりと囲んだ2階、3階スペースにもメンバーの名前が書かれたうちわなどを持ったファンの姿が見られた。

午後14時30分、勢いよくステージに登場した<sg WANNA BE+>は、2008年3月19日日本で発売されたベストアルバム『I LOVE sg WANNA BE+』の中から彼らの代表曲『僕の人』を歌い、イベントをスタートさせた。

<sg WANNA BE+>の“新しい顔”イ・ソクフンをはじめ、3人の美しいハーモニーが野外会場いっぱいに広がった。1曲目が終わるとメンバーから自己紹介があった。リーダーのキム・ヨンジュンは「お久しぶりです。今日は遠くから来てくださってありがとうございます」と話した。

2曲目は、韓国で発売された彼らの5集タイトル曲『ラララ』。軽快なカントリー調の曲が印象的だ。イントロが流れるとファンの間から自然と手拍子が起こり、中には韓国語の歌詞を一緒に口ずさむファンの姿も見られた。

メンバーたちは30度を超える暑さの中でも常に笑顔を絶やさず、時折ファンの目を見つめながら熱唱する姿も見られた。イ・ソクフンはイベントの感想について、「ショッピングセンターでライブをするのは初めて。暑い中たくさんの方が集まってくれてとても嬉しい。短い時間だが、皆さんの記憶に残るステージになればと思う」と話した。

また<sg WANNA BE+>の“末っ子”キム・ジノは、「今日は天気が良い、そして何よりも皆さんと距離が近いことが嬉しい。僕たちの愛情を感じ取って下さい」と話した。

ミニライブの3曲目に披露されたのは、『GET ALONG TOGETHER』。山根康広の大ヒット曲を本人自ら<sg WANNA BE+>のために新たにアレンジした。8月19日付けのオリコンデイリーチャートでは見事9位を記録した。キム・ヨンジュンは、「ファンのおかげだ。本当に感謝している。これからも満足せず一生懸命がんばって行きたい」と話した。

山根康広が1人で歌った曲を、<sg WANNA BE+>が3人のパートに分けて歌うことで一層曲に深みが出て新たな魅力が発散されたように感じた。曲の途中には山根康広本人も登場、<sg WANNA BE+>と同じステージを共にした。

サウンドプロデューサーを務めた山根康広についてキム・ジノは、「僕たちにとても優しく接してくれて落ち着いてレコーディングが出来た。日本語の発音を気にする事を越えて、僕たちが感情を表現しやすいように導いてくれた」と話した。

山根康広は「彼らは本当に歌が上手い。僕の100倍は上手い」と話しながら、「耳がとても良いと感じた。言葉の壁を越えて、僕の言いたい事を一度で理解しすぐに表現できるところが素晴らしい」と話した。

イベント後には握手会が開催された。約2000人のファンが列を成し、メンバーとの“対面”にあちらこちらから歓声が上がった。キム・ヨンジュン、イ・ソクフン、キム・ジノは「ありがとうございます」と言いながら1人1人の目を見つめしっかりと握手をしていた。

予定の16時30分を過ぎても列が途絶えることはなかった。メンバーのキム・ジノは「感動でいっぱいです。本当にありがとうございました」と言い残し最後までファンにお辞儀をしながら、別れを惜しみむかのようにステージを後にした。

<sg WANNA BE+>は去る17日に来日、名古屋センチュリーホールにて行われた2回の公演に5000名を動員、18日、19日には名古屋にてキャンペーン、500名限定のイベントを開催。20日には大阪にてミニライブ&握手会を開催し1200名を動員している。
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