【ソウル3日聯合】全国民主労働組合総連盟(民主労総)の全面ストライキを契機にピークに達していた労働界の「夏闘」が、一時休止の様相をみせている。
 労働部によると、全国金属労働組合(金属労組)が民主労総の全面ストに参加していない事業所を中心に3日に4時間の循環ストに突入すると決めておきながらも、実際にストを行った事業所は1か所もなかったことが把握された。しかし金属労組は、「労働部がわれわれのストを違法なものに仕立てるため、闘争計画にもない循環ストをマスコミに漏らしている」と対立の姿勢を示している。

 民主労総指導部はひとまず生産に打撃を与える全面ストは2日で中断し、3日からは米国産牛肉輸入に反対するキャンドル集会に積極的に参加することに決めた。民主労総は3日午後4~6時、全国16の地域本部の主管で同時多発的にキャンドル集会を開き、4~5日には10万人規模が参加する1泊2日の首都圏上京闘争を行う。

 特に狂牛病国民対策会議が「国民勝利の日、100万キャンドル集会」を全国的に開催する5日には可能な限りの組織力を動員し、7日には闘争本部会議を開いて第2次全面スト指針を確定する方針だ。ウ・ムンスク報道官は「週末まではキャンドル集会だけに集中し、来週月曜日の闘争本部会議で闘争日程を決める」と話している。民主労総の全面ストの主力となった金属労組も、4~5日に幹部らを中心に1万人余りが上京闘争を行いながらキャンドル集会に参加する。

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