仁川国際空港内の免税店で売れ筋トップは化粧品類であることが分かった。
 ロッテ免税店仁川国際空港店によると、この5年間の免税店での売れ筋を調べたところ、韓国人の場合、SKIIとランコム、エスティローダーなど1位から5位までを海外の化粧品ブランドが占めていた。日本人はカルティエやグッチの時計・皮革製品、中国人はグッチ、SKII、太平洋などの化粧品・皮革製品、アメリカ人はエスティローダーとフェラガモのほか、韓国の特産品などの人気が高かった。

 仁川国際空港内の免税店売上は、開港初年の2001年に2億6917万ドルを記録し、2004年には5億7480万ドルと4年間で倍増した。

 仁川国際空港内には現在、韓国観光公社、AK免税店、ロッテ免税店など4店が競争しており、売上高の面ではロッテ免税店が42%のシェアを占めている。ただ、今年の円安傾向や落ち着き始めた韓流ブーム、冷え込んだ韓日関係に影響され、日本人観光客が26%減少した上、ショッピングを控え観光だけを楽しむ人が増えていることから、売上向上に頭を悩まされているという。

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