慶尚南道・昌原地裁は22日、大阪の工作機械メーカー大日金属工業に勤めていた山田正行さんを殺害した容疑で逮捕・起訴されていた男に対し、殺人罪で懲役10年の実刑判決を下した。判決文は、被告人の陳述などから計画的な犯行とはみられず、偶発的な殺害だったとしている。裁判所はまた「異国の地で死亡した日本人の遺族に慰労の意を伝えるとともに、個人のめい福を祈る」と哀悼の意を示した。
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