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<W解説>韓国・尹前大統領による「非常戒厳」宣言から1年=韓国紙「その日の選択は、今も悲劇として続いている」
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が「非常戒厳」を宣言してから、今月3日で1年を迎えた。当時、宣言を受け、軍が国会に展開。すぐさま市民が抗議の声を上げたほか、与野党議員は国会に駆け付け解除要求を決議。戒厳は6時間で解かれたが、混乱はその後もしばらく続いた。宣言を機に国内では保守、革新の政治的な対立が激化。社会の分断が進んでいる。また、尹氏は非常戒厳を宣言したことで罷免されたほか、内乱首謀罪などに問われ、現在公判中。一審は来月1月に結審し、2月にも判決が出る見通し。尹氏は一貫して無罪を主張している。韓国紙の朝鮮日報は「わずか6時間で終わったその日の選択は、丸1年経過した今も悲劇として続いている」と伝えた。
