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<W解説>韓国大統領選は保革伯仲の結果に=李大統領は分断社会、分裂政治を立て直せるか?
今月3日に投開票された韓国大統領選の結果は、保守と革新(進歩)が伯仲したことが改めて確認された。当選を果たした革新系「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)氏は大統領選における過去最多票記録の1728万7513票を獲得し、得票率は49.42%だった。大統領選は李氏の圧勝だった一方、保守系「国民の力」のキム・ムンス氏と、同じく保守系の「改革新党」のイ・ジュンソク(李俊錫)氏の得票率を合わせると50%に迫る結果だった。韓国紙の朝鮮日報は、「事実上、保守と進歩が『5対5』と拮抗(きっこう)している構図が、今回の大統領選挙で確認されたわけだ」と解説した。一方、李在明氏は4日、国会で就任宣誓を行った後の国民へのメッセージで、「今回の大統領選でどの候補を支持したかに関係なく、全ての国民を統合させ、全ての国民に仕える『皆の大統領になる』」と表明した。