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<W解説>韓国が今後最大の原発輸出国になると予想も、チェコでの受注契約目前にブレーキ
韓国紙の朝鮮日報は20日、米国のブルームバーグ通信の報道を引用しながら「気候変動や人工知能(AI)産業の成長に伴う電力需要増大で原子力発電が再び脚光を浴びる中、原発輸出市場で韓国が恩恵を受けるとの分析が示されている」と伝えた。同紙によると、ブルームバーグは韓国が今後10年間で最大の原発技術輸出国の一つに浮上する可能性があると予想した。韓国の原発輸出をめぐっては、原発運営会社、韓国水力原子力がこのほど、チェコのドコバニ地域の新規原発事業者に最終選定された。実現すれば、韓国にとって16年ぶりの原発輸出となり、本契約目前だったが、契約式前日の今月6日、韓国水力原子力の競争相手だったフランス電力公社が起こした異議申し立てをチェコの裁判所が受け入れたことで、契約式は中止になった。ブルームバーグが予想した「10年間で最大の原発技術輸出国の一つに浮上する可能性がある」韓国に、不穏な空気が漂っている。