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すり替え疑惑の金研究員 調査で疑惑を否認
黄禹錫(ファン・ウソク)教授チームの研究に対する検証作業を進めているソウル大学の調査委員会が、滞在先の米国から帰国したキム・ソンジョン研究員に対する調査を25日に実施した。調査委員会によるとキム委員は、ES細胞をミズメディ病院に保管されていた受精卵から取り出した幹細胞とすり替えたとされる疑惑について、「すり替えて自分が得することはなにもない。すり替えてないことを証言できる証人もいる」と潔白を主張した。また、論文のねつ造については「黄教授の指示で写真を2枚から11枚に増やした」と関与を認めた。一方、患者対応型ES細胞の存在に関しては「8個のES細胞が培養される過程を目撃している」と従来の主張を繰り返したが、存在を立証する具体的な物証や、新たな証言は得られなかった。