【泰安13日聯合】忠清南道の泰安沖から流出した原油は、海岸に吹き付ける強い北西風の影響で、安眠島近海へとさらに広がっている。海洋警察庁の防災対策本部が13日に明らかにしたところによると、前日に安眠島の西側約40キロメートルの海上にある賈誼島の南西海域にできていた原油の帯が、夜のうちに安眠島南端のヨンモク港近くまでところどころ広がっていることが確認された。また、鶴岩浦~波濤里の沖合いに40キロメートル以上にわたり長く延びていた原油の帯も、北西風に乗って再び沿岸に押し寄せた。前日の航空機を使った除去作業などで、安眠島沿岸では原油のかすは発見されていない。ただ、13日午後には黄海中部の海上に波浪注意報が出される予定で、原油がさらに広がる可能性もある。
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