韓国と北朝鮮は第8回赤十字会談最終日の12日、夜中まで協議を続けたが、韓国軍捕虜と拉致被害者家族を離散家族とは別に面会させることには合意できなかった。韓国が目標にしていた離散家族面会の機会拡大と定例化も決まらなかった。北朝鮮が離散家族面会の対象者を探し出すには行政力が足りないとし、現行の面会方式を固持したためだ。その代わり合意書には、「戦争時期とその後の時期に消息が分からなくなった人たちに対する生死・住所確認問題を離散家族問題に含め、協議、解決していくことにする」という内容を盛り込んだ。
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