小学校で受業を受ける生徒(資料写真)=(聯合ニュース)
小学校で受業を受ける生徒(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市教育庁が27日までに公開した資料によると、ソウルで今年幼稚園、小中高校に通う園児、児童、生徒の数が前年より2万3121人少ない85万7223人となった。少子化の影響とみられる。

 2019年(95万1965人)と比べると、10.0%(9万4742人)減少した。

 小中高校の数は1318校で前年より1校減少した。幼稚園は775か所で、前年より13か所減少した。

 小中高校の1クラス当たりの児童・生徒数は23.3人で、前年(23.7人)より0.4人減った。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」が低下している影響で、経済協力開発機構(OECD)の平均(23.3人・2019年)に近づいている。

 ソウル市教育庁の関係者は、「今後も生徒数の減少はさらに加速化するだろう」と話した。


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