米プリンストン大学数学科のホ・ジュニ教授(画像提供:wowkorea)
米プリンストン大学数学科のホ・ジュニ教授(画像提供:wowkorea)
昨年7月、「数学のノーベル賞」といわれるフィールズ賞を韓国系として初めて受賞した、米プリンストン大学数学科のホ・ジュニ教授の栄光を受け継ぐため、韓国高等科学院は「ホ・ジュニ数学難題研究所」を開所した。

同研究所の開所式では、ホ教授をはじめとした4人による特別講義が行われる。ホ教授は「同じことと違うこと」をテーマに講義を行う予定だ。

同研究所はホ教授によるフィールズ賞受賞を受け、第2のフィールズ賞受賞者を輩出して数学の難題を解決することで、人類の発展に寄与することを目的としている。従来の高等科学院の数学難題研究所を拡大した組織となる。

数学の難題に関する研究、人材の育成、国際的な研究拠点としての役割遂行といった3つの目標を掲げている。

とくに同研究所の開設と同時に、ホ・ジュニ・フェロー制度の運用も開始する。これは、研究において潜在力が見いだされた人材を選抜。その人材に対し、5年以上の長期的な研究が可能な研究環境の提供を目指す。

フェローとして選出された場合、十分な研究費用の支援と共に海外での研究も可能となり、世界有数の機関で活発な学術交流や共同研究が可能となるとみられる。

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