羅老宇宙センターから打ち上げられた「ヌリ」(韓国航空宇宙研究院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
羅老宇宙センターから打ち上げられた「ヌリ」(韓国航空宇宙研究院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【高興聯合ニュース】韓国科学技術情報通信部は26日の記者会見で、前日午後に南部の全羅南道・高興の羅老宇宙センターから打ち上げた国産ロケット「ヌリ」に搭載した主衛星の次世代小型衛星2号が地上局との双方向交信に成功したと発表した。3回目となったヌリの打ち上げはロケットの離陸と飛行、衛星の分離、主衛星の作動に至るまで正常に行われ、韓国は実用衛星の独自打ち上げに成功した国の仲間入りを果たした。 同部によると、前日午後6時24分にヌリに載せて打ち上げられた次世代小型衛星2号は目標の軌道に乗った後、韓国・大田の人工衛星研究所の地上局と双方向の交信に成功。26日未明に大田、海外の地上局と7回の追加交信に成功した。 この日の交信では、衛星が正常に太陽の方向を向いているかどうかなどを点検した。また、通信システムの送受信機能、命令・データ処理システムの機能などを点検し、全て正常であることを確認したという。 一方、副衛星のキューブサット(超小型衛星)は現在までに一部のみ交信に成功した。韓国天文研究院の超小型衛星は4基のうち2基で交信に成功し、韓国企業の超小型衛星は3基のうち2基の衛星信号を受信した。 科学技術情報通信部は「残りの衛星の交信、任務遂行が正常に行われるようベストを尽くす」としている。
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