フラッグ・キャリアなど11便、29日午後にもグアム島へ…”台風で足止め”空港が再開＝韓国外交部

大型で強い台風2号（マーワー）が24〜25日未明にかけて米領グアムを直撃し、国際空港が閉鎖。現地の観光客が足止めを余儀なくされた中、韓国外交部（諸外国の外務省に相当）は「29日にフラッグ・キャリア（を含めた韓国航空会社のフライト）11便が、現地に向けて出発する」と明かした。

　外交部は同日、告知文を通して「国土交通部（部は諸外国の省に相当）によると、29日韓国からグアムに向けて出発するフラッグ・キャリアなどは合計11便で、およそ2500人の輸送が可能と把握している」と説明した。

　外交部と国土交通部は、韓国人の迅速な帰国のためにフラッグ・キャリアなどの増便を協議してきた。

　この日、韓国を出発する便は29～30日にグアムに到着する予定で、最も早くインチョン（仁川）国際空港に戻るフライトは、29日午後8時40分ごろ仁川国際空港に到着するとみられる。

　外交部は、職員6人を迅速対応チームとしてグアムに派遣。同チームは、国際空港出国ゲートで韓国人の出国手続きを支援し、体調の優れない人の救急対応、現地当局との交渉などを行い、なるべく早く韓国人を帰国させる計画だ。