グアム直撃の台風2号、朝鮮半島への影響は?=韓国報道(画像提供:wowkorea)
グアム直撃の台風2号、朝鮮半島への影響は?=韓国報道(画像提供:wowkorea)
台風2号「マーワー」がグアムを直撃し、通行は全面禁止され、フライトも全て欠航、韓国観光客も足止め状態だ。

25日、最大風速55m/s の風と一時間当たり5cmほどの大雨伴う台風2号がグアムを直撃し、ヤシの木が倒れ、家の屋根が吹き飛び、建物の多くが停電するなど被害が続出している。

韓国外交部(外務省に相当)は、グアムに韓国観光客3000人程度が滞在中だと推算されると明らかにした。

外交部当局は現地で、ホテル、航空庁と複数の当局を通じて直接連絡し、韓国人観光客の状況と数字を把握していると述べた。

グアム駐在公館の駐ハガットニャ出張所は、外出を控えることを要請し、現地病院情報と空港運営再開計画について案内し、リアルタイムで現場状況を把握することに注力している。

グアムに孤立した観光客は宿泊先のホテルの部屋が浸水し、宴会場などに避難して床にタオルを敷いて過ごすなどの状況であると伝えられた。

グアム現地空港滑走路は閉鎖され、航空便は全て欠航している。

大韓航空は、来る27日までグアムとインチョン(仁川)を行き来するフライトがすべて欠航したとし、現地復旧状況によって運航の可否を決定する予定だと明らかにした。アシアナ航空は、前日とこの日出発予定だったサイパンと仁川を行き来するフライト2便を明日(26日)午前に延期した。チェジュ(済州)航空は23日明け方、代替便を投入して乗客180人余りを移送し、27日までグアムと仁川を行き来する30便が欠航したと説明した。

また外交部はグアム現地に居住する韓国人は約5300人余りで、これまで受けた韓国人被害はないと伝えた。

韓国気象庁によると、台風2号はこの日午前9時基準、グアム西北西約180キロ海上を過ぎた。

台風2号は26日午前9時、グアム西北西約65kmにある海水温度30度以上の海上を過ぎ中心気圧が915hPa、最大風速が55m/sの「猛烈な台風」になると予想される。グアムに近づく台風のうち、数十年ぶりに最も強い台風として記録されるものと見られる。

今回の台風は5月31日頃、台湾南東海上まで進んだ後、日本の東海上に方向を変える可能性が大きいが、まだ変動性が大きい状況だ。

現在、台風が朝鮮半島に影響を与える可能性は希薄だが、祝日となる「釈迦誕生日」連休後の天気は台風2号によって変わる可能性が大きい。

連休期間には全国各所で突風と雷落を伴った局地的豪雨が降ると見られ、格別の注意が必要だ。

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