「1打でも守るため」キム・ジュヒョン(トム・キム)、全米プロゴルフ選手権1Rで“泥だらけ”(画像提供:wowkorea)
「1打でも守るため」キム・ジュヒョン(トム・キム)、全米プロゴルフ選手権1Rで“泥だらけ”(画像提供:wowkorea)
キム・ジュヒョン(トム・キム)がメジャー大会で1打でも減らすため泥沼に飛び込んだ。

キム・ジュヒョン(トム・キム) の最新ニュースまとめ

 19日(日本時間)米ニューヨーク州オークヒルCCで開催された全米プロゴルフ選手権第1ラウンド後半、6番ホール。このすべては、キム・ジュヒョンの2番目のショットがフェアウェイの右側に外れ、泥沼の小川に落ちて始まった。

 泥沼の中からボールを探そうとしたキム・ジュヒョンは靴を脱いで足を小川に入れたが、腰まで泥の中に沈んで抜け出すのに苦労した。辛うじて泥沼から抜け出したキム・ジュヒョンはシャツからズボン、足まで全て泥だらけになった姿で現れた。

 キム・ジュヒョンは罰打を受ける代わりに、自分のボールを探して試合しようとこのようなことを敢行した。メジャー大会なので罰打を受けて1打を失うより、1打でも減らすのが重要だと思ったからだ。

 しかし、キム・ジュヒョンは結局ボールを探せなかった。フェアウェイに戻ってきたキム・ジュヒョンは泥だらけのシャツを脱いでバッグにあったスペアを取り出して着替えた。

 6番ホールでボギーをたたいたキム・ジュヒョンは残り3ホールをすべてパーで終え、3オーバー「73」で63位をマークした。順位は良くなかったが献身的なプレーを繰り広げたキム・ジュヒョンにAP通信、AFP通信、米国ゴルフチャンネルなど外信が注目した。キム・ジュヒョンは外信を通じて、「メジャー大会なのですべてのショットが重要であるため、喜んで泥に入った」と述べた。

 その姿が生中継されたという話には大爆笑して、少し恥ずかしそうにしていたが、「泥に入らなかったらもっと後悔しだだろう」とし「すべてのショットが僕にとってとても重要だ。僕ができるすべてのことを試みる」と述べた。

 キム・ジュヒョンは昨年8月と10月、PGAツアーウィンダム選手権とシュライナーズチルドレンズオープンで優勝、満20歳でPGAツアー2勝を収めて新星として浮上した。先月シーズン最初のメジャー大会であるマスターズでは16位を記録し、個人メジャー大会最高成績を記録した。


Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2