梨泰院雑踏事故遺族協議会と市民対策会議は29日、表明文を通じて「国会は政争を止めて与野党合意の上でただちに梨泰院事故特別法を制定せよ」と要請した。
野党議員183人が20日に共同で発議した「梨泰院雑踏事故真相究明特別法」は、真相調査のための特別調査委員会を構成する内容が含まれている。
この野党議員らは「与党の指導部は(特別調査委員会を)『機能しない調査機構』と決めつけて世論を塗りつぶした」とし、「政府与党は差し当たっての政治的利益だけを見て、市民の生命と安全をおろそかにしている」と強調した。
さらに「事故が発生してから6か月が経つが、今も遺族の心は事故の当日のままだ」と述べ、「159人の犠牲者がどのような経緯で死亡するに至ったのか、また、なぜ家に帰れなかったのかを明らかにしなければならない」と訴えた。
彼らは29日の午前11時からソウル市内のクァンファムン(光化門)交差点やミョンドン(明洞)など都心部で特別法の制定と真相究明を促す一人デモを行った。午後7時にはソウル広場の焼香所前で追悼ろうそく文化祭を開催する予定だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 107