マスクを外すとインフルエンザ患者が急増…急性呼吸器感染症も1週間で19%増=韓国(記事と写真は無関係)(画像提供:wowkorea)
マスクを外すとインフルエンザ患者が急増…急性呼吸器感染症も1週間で19%増=韓国(記事と写真は無関係)(画像提供:wowkorea)
韓国では、マスクを外すとインフルエンザ患者が大幅に増えた。例年、春になるとインフルエンザ患者は減るものの、今年は異例的に3月末から反騰している。急性呼吸器感染症で入院した患者数もこの1週間で19%も急増した。学校の始業と公共交通機関の室内マスク解除などが影響を及ぼしたものと見られる。

8日、疾病管理庁の感染症標本監視週刊情報誌によると、今年13週目(3月26日~4月1日)の外来患者1000人当たりのインフルエンザと疑われる症状を見せる患者の分率(インフルエンザ疑似患者分率・ILI)は14.5人で、前週(13.2人)より1.3人増えた。季節の変わり目のインフルエンザ疑似患者の割合は、昨年最終週(12月25日~31日)が60.7人まで急激に増えた後、下落傾向を見せ、今年8週目(2月19日~25日)は11.6人まで下がった。

しかし、9週目(2月26日~3月4日)11.9人、10週目(3月5日~11日)・11週目(3月12日~18日)は11.7人で、12週目(3月19日~25日)は13.2人に上昇した後、13週目は14.5人に増加した。3月初めの学校の始業時点で減少傾向は止まったが、公共交通機関の室内マスク着用義務解除(3月20日)前後に増加傾向に転じた。13週目の疑似患者の割合は、7~12歳の年齢層が22.6人と最も高く、13~18歳と19~48歳がそれぞれ17.2人、1~6歳が17.1人、0歳が12.3人などだった。

鼻水、頭痛、痰、喉の痛みなど、風邪の症状を見せる急性呼吸器感染症患者も最近、急速に増えている。急性呼吸器感染症はアデノウイルス(HAdV)、リノウイルス(HRV)、呼吸器細胞融合ウイルス(HRSV)などに感染してかかる。入院患者数は10週目の973人から13週目は1802人と3週間で1.9倍に増えた。13週目の12週目(1514人)比の伸び率は19.0%にもなった。

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