尹大統領支持率30%　4ポイント下落＝昨年11月以来の低水準

【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが31日発表した調査結果によると、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率は30%で前週から4ポイント下落した。不支持率は2ポイント上昇の60%だった。

　支持率は昨年11月第4週（30%）以来の低水準となった。

　支持する理由としては「外交」（12%）、「労働組合への対応」「日本との関係改善」（それぞれ9%）、「国防・安全保障」「決断力・推進力・粘り強さ」「公正・正義・原則」（それぞれ5%）などが挙がった。

　支持しない理由は「外交」（21%）、「対日関係・強制動員賠償問題」（20%）、「経済・国民生活・物価」（8%）、「経験・資質不足・無能」「コミュニケーション不足」（それぞれ5%）と続いた。

　3月第2週から支持する理由と支持しない理由のいずれも対日・外交関係が最も多くなっている。

　政党支持率は保守系与党「国民の力」と革新系最大野党「共に民主党」がそれぞれ1ポイントと2ポイント下がり、33%で並んだ。支持政党がない無党派は29%、革新系野党「正義党」は5%だった。　

　調査は28～30日に全国の満18歳以上の1000人を対象に実施された。