インドネシア中央銀行のデストリー・ダマヤンティ上級副総裁(画像提供:wowkorea)
インドネシア中央銀行のデストリー・ダマヤンティ上級副総裁(画像提供:wowkorea)
インドネシア中央銀行のデストリー・ダマヤンティ上級副総裁は24日「インドネシアと韓国の経済規模は3兆ドル(約392兆1450億円)以上に、これから上昇し続けるものと期待する」とし「このことから、多様な貿易と投資協力を引き続き強化する必要がある」と語った。

ダマヤンティ上級副総裁はこの日、韓国のヘラルドメディアグループと駐韓インドネシア大使館の主催によりソウルで開催された “修交50周年記念:韓-インドネシア経済協力フォーラム”で「インドネシアの投資旅程:過去を省察し未来を包容する」というテーマで閉会演説をし、先のように語った。

ダマヤンティ上級副総裁は「インドの経済状況は安定的で、ことしも成長が予想される」と語った。ダマヤンティ上級副総裁は「インドネシアの経済は引き続き回復する様相をみせている。昨年の経済成長率は5.31%で、前年(3.7%)に比べ注目するほどの成長だ」とし「国内の需要は息を吹き返し、投資は盤石なことによる成果だ」と説明した。

つづけて「外部の経済回復力により、国際収支も昨年は黒字を記録した」とし「経常収支も2022年には132億ドル(約1兆7254億円)の黒字を記録し、2021年は35億ドル(約4575億円)にとどまっていたことに比べると、本当に大きく成長した」と付け加えた。

また「インドネシア中央銀行は強力な安定化政策を採択し、全世界の金融市場の不確実性が高い中、引き続き安定した状態を維持している」とし「2月の消費者物価指数は前年同月対比で5.7%増加し、コア・インフレ率は3.09%まで低下するなど、しっかり統制されている」と語った。

ダマヤンティ上級副総裁は「インドネシア中央銀行は経済的柔軟性のため、積極的な投資や貿易促進プログラムなどを通じて熱心に働いている」とし「2019年に中央銀行は韓国の銀行と、通貨・マクロ健全性・財政安定性・決済支給システム部門に関するMOU(了解覚書)も締結した」と説明した。

最後に「中央銀行は、多様なシナジー効果のため努力している」とし「これから両国の協力はより強化され、より大きな利益をもたらすことを期待する」と伝えた。

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