北朝鮮、2日ぶりに再び弾道ミサイル発射…固体燃料ICBM試験の可能性(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、2日ぶりに再び弾道ミサイル発射…固体燃料ICBM試験の可能性(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は16日に再び弾道ミサイルを発射した。今回は米国本土が射程に入る大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。

合同参謀本部はきょう、「韓国軍は午前7時10分ごろピョンヤン(平壌)スンアン(順安)一帯からトンヘ(東海、日本海)上に発射された長距離弾道ミサイル1発を捉えた」と明らかにした。

北朝鮮の弾道ミサイルは高角で発射され約1000キロメートルを飛行した後、日本海上に着弾した。正常角度より高く発射されたという意味で、米韓情報当局は最近の北朝鮮による固体基盤ICBM開発などのミサイル関連動向を考慮し総合的に分析している。

固体燃料基盤の弾道ミサイルは従来の液体基盤とは異なり、燃料を充電した状態で長い期間保管することができ、燃料の注入時間も相対的に短いため、隠密性が高いのがメリットだ。北朝鮮はことし2月8日に人民軍創建日(建軍節)75周年を迎え、平壌のキム・イルソン(金日成)広場で開催した閲兵式で固体燃料ICBMと推定される新武器を披露した。

キム・スンギョム(金承謙)合同参謀本部議長はきょう、北朝鮮の弾道ミサイル発射直後にポール・ラカメラ連合司令官と米韓共助会議を通じ状況を緊密に共有した。特に北朝鮮のいかなる脅威と挑発にも連合防衛態勢をさらに強固にすることを確認したと、合同参謀本部は伝えた。

合同参謀本部は、「韓国軍は確固とした連合防衛態勢下で計画している合同軍事演習と訓練を高い強度で徹底して実施することで、北朝鮮のいかなる挑発にも圧倒的に対応できる能力を基礎に、確固とした対応態勢を維持していく」と強調した。北朝鮮のきょうのミサイル発射は今月14日にファンへナムド(黄海南道)チャンヨン(長淵)一帯から「地対地戦術弾道ミサイル」と命名された短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射してから2日ぶりのことだ。ことしの弾道ミサイル挑発はこれで6回目となる。
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