カカオ、韓国語が堪能な対話型AI「KoチャットGPT」を開発へ=韓国(画像提供:wowkorea)
カカオ、韓国語が堪能な対話型AI「KoチャットGPT」を開発へ=韓国(画像提供:wowkorea)
人工知能(AI)研究を手掛けるカカオのグループ会社「カカオブレイン」が年内に、米新興企業オープンAIによる対話型AI「チャットGPT」に類似した、チャットボット形態のAIサービス「KoチャットGPT」(仮称)を発表する計画だ。カカオブレインのキム・イルドゥ代表は「ことし上半期前後に『KoGPT(韓国に特化したAIモデル)-3.5』を公開した後、これを活用した『KoチャットGPT』を発表する計画」と話した。

AI性能を決める指標であるパラメーター数は、「チャットGPT」が1750億個である反面、「KoGPT-3.5」では60億個となる。

しかし「KoチャットGPT」は韓国語サービスという長所を生かし、リアルタイムの情報を反映する点において差別化を図るとみられる。「チャットGPT」が英語と比べて韓国語能力が劣り、誤った返答をするといった問題点を補強する意図がある。

またカカオが「KoGPT」の新モデルを発表する6月ごろ、ネイバーも新たなAIサービス「サーチGPT」を公開するため、2社のAIサービス競争も本格化する展望だ。

業界の関係者は「韓国企業の多くは、韓国語特化型のAIモデルに集中している。すべての言語をそつなくこなす単一のモデルよりは、特定の言語に特化したモデルが該当の言語利用者にとっては性能がより高い」と分析した。

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