MOUにより両社は事前調査や需要分析を通じて事業規模を拡大し、米ルイジアナ州を含む米国内でのクリーンアンモニア生産に対する投資で協力することとした。
ロッテケミカルによる世界的なインフラと、CFによるアンモニアプラントの運用経験・流通ネットワークを活用し、現地での工場建設、および韓国へのクリーンアンモニア導入を進めていく。活用方法としては、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留(CCS)によりクリーンアンモニアを生産し、これを韓国に供給して発電用やアンモニア燃料船用に供給するバンカリングなどを検討している。
ロッテケミカルのファン・ジング(黃鎮求)水素エナジー事業団長は「韓国の水素関連産業を早期活性化させるため、資源が豊富で地政学的リスクが少ない海外を中心に、クリーン水素・アンモニアの供給量を安定的に確保することが大切」と述べた。
同社は世界規模でのクリーンエネルギー普及と炭素削減に向け、水素エネルギー事業を進めている。2030年まで計6兆ウォン(約6189億1200万円)を投資し、120万トンのクリーン水素を生産、販売する計画だ。
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