韓国のパク・チン(朴振)外相(画像提供:wowkorea)
韓国のパク・チン(朴振)外相(画像提供:wowkorea)
韓国のパク・チン(朴振)外相は28日、元徴用工の遺族たちに会い、これまでの日韓両国による協議経過などを説明した。

パク外相はこの日の午後、ソウル地方弁護士会館で行なわれた「外交部(外務省)と元徴用工遺族たちの面談」に出席した。

パク外相は面談場所に到着し、記者たちに「元徴用工の遺族の方々にお会いし、意見をうかがい、望ましい解決方案を立てるため直接この場に来た」と語った。

韓国外交部の報道官は、この日の午後の会見で「今回の面談を通じて、大法院(最高裁)による元徴用工問題の判決における、韓日共同の利益に沿った合理的な解決方案模索のためのわが政府の外交的努力を十分説明し、元徴用工と遺族たちの意見を直接うかがう計画だ」と伝えた。

パク外相の今回の面談出席は、インド訪問の日程を取り消した後に決定されたことが伝えられている。パク外相は来月~2日にインドで開催されるG20外相会議に出席する方向で調整していたが、最終的に不参加へと舵を切った。これは、元徴用工への賠償交渉が最終局面に向かっている状況の中「外相が直接遺族たちに会い、問題解決を加速させる」という主旨だとみられる。

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