「新統一未来構想」一歩踏み出す…韓国統一部の専門家諮問機関が発足(画像提供:wowkorea)
「新統一未来構想」一歩踏み出す…韓国統一部の専門家諮問機関が発足(画像提供:wowkorea)
韓国統一部(部は省に相当)は民・官協業を通じた統一未来の準備のため専門家諮問機関「統一未来企画委員会」を新設・発足すると、28日発表した。

統一未来企画委員会は統一部長官の諮問機関として、傘下に△政治・軍事、△経済、△社会文化、△人道・人権、△国際協力の5つの分科委員会を置いている。委員会の委員長はソンシン(誠信)女子大学政治外交学科のキム・ヨンホ教授が務める。

委員会の委員は委員長1人を含む計34人で、任期は1年(再任可能)だ。各分野の専門性と経験が豊富な民間人を委嘱したとういのが統一部の説明だ。

今後、統一未来企画委員会は「新統一未来構想」および対北朝鮮非核化ロードマップの「大胆な構想」など、統一未来政策開発と国内外の共感拡散の中心的な役割を遂行していく予定だ。新統一未来構想は朝鮮半島の平和と民族繁栄のための中長期構想で、上半期中に構想内容を具体化し、年内に発表を推進する。

統一部関係者は、「米中戦略競争が激化し、南北関係においてもわれわれの経済的優位は続いているものの、北朝鮮は核を開発している状況」とし、「国民意識にも変化した部分があり、分断が長期化することで統一の求心点が弱まっており、このような状況などを総合的に考慮した新しい中長期構想が必要だと考えた」と話している。
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