サムスン文化財団がアン・ジュングン義士崇慕会、アン・ジュングン義士記念館とともにアン・ジュングンの遺物に対する調査に着手したのは2021年8月。そのうち保存処理が急がれる家族写真1点と遺墨2点の遺物3点を選定し、昨年1月に買収した後、3月から作業を始めたという。
これらはリウム美術館の保存処理技術により復元された。写真の状態は良好だったが「連結部が分離しており、角がかなりすり減っている状態」だったという写真入れは、最大限元の姿に復元された。サムスン文化財団は「表紙の模様の絹から出てきた一本一本の縫い目を最大限に活用して傷んだ部分を埋め、すり減って消えていた部分は表紙と類似した絹で補完した」と伝えた。
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