日本警察が撮った「アンジュングン家族写真」…復元を終えてリウム美術館で公開=韓国(画像提供:wowkorea)
日本警察が撮った「アンジュングン家族写真」…復元を終えてリウム美術館で公開=韓国(画像提供:wowkorea)
伊藤博文を暗殺した韓国の独立運動家のアン・ジュングン(1879~1910)が処刑される瞬間まで胸に抱いていたという家族写真が復元された。サムスン文化財団が先頭に立って復元を終えたのだ。写真1点の他にもアン・ジュングンの遺墨2点(「志士人殺身成仁」「天堂之福霊園之楽」)も一緒に保存処理が終えられた。

サムスン文化財団がアン・ジュングン義士崇慕会、アン・ジュングン義士記念館とともにアン・ジュングンの遺物に対する調査に着手したのは2021年8月。そのうち保存処理が急がれる家族写真1点と遺墨2点の遺物3点を選定し、昨年1月に買収した後、3月から作業を始めたという。

これらはリウム美術館の保存処理技術により復元された。写真の状態は良好だったが「連結部が分離しており、角がかなりすり減っている状態」だったという写真入れは、最大限元の姿に復元された。サムスン文化財団は「表紙の模様の絹から出てきた一本一本の縫い目を最大限に活用して傷んだ部分を埋め、すり減って消えていた部分は表紙と類似した絹で補完した」と伝えた。
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