韓国国務調整室長、カリブ首脳会議で「2030釜山EXPO」支持を要請(画像提供:wowkorea)
韓国国務調整室長、カリブ首脳会議で「2030釜山EXPO」支持を要請(画像提供:wowkorea)
韓国国務調整室のパン・ムンギュ室長が大統領特使としてカリブ共同体(CARICOM)首脳会議に出席し、「2030釜山国際博覧会(EXPO)」の支援の要請に乗り出した。

 パン室長は、大統領特使資格で15~17日、バハマ・ナッソーで開催されている「第44回カリブ共同体首脳会議」に出席した。

 今回の首脳会議にはカリブ15か国の大統領、首相など首脳級メンバーが出席。世界貿易機構(WTO)事務総長、アフリカ輸出入銀行総裁、ラテンアメリカ開発銀行総裁ら国際機構の代表も席を共にした。

 パン特使はまず、ことしで発足50周年を迎えるカリブ共同体が半世紀にわたって域内の統合と自由貿易システムの発展を主導してきたことを評価。また、最貧国から経済大国に跳躍した経験とノウハウを国際社会に積極的に共有し、役割と責任を拡大していくという韓国政府のグローバル中枢国家構想を紹介しながらカリブ地域との協力強化を提示した。

 緊密な疎通持続のために、△韓ーカリブ長官級フォーラム(下半期、ソウルにて) △韓ーカリブ共同体定例対話協議体の再稼働 △毎年の国連総会を契機に韓国、CARICOM前・現・次期議長国外交長官およびCARICOM事務総長が参加するトロイカ会議新設 など協力チャンネルの構築を提案した。

 具体的には、△韓ーカリブ共同体協力基金の大幅な拡大 △ICT専門家の育成 △分野別に使節団の派遣およびMOU締結 などを通して、デジタル政府・気候変動・エネルギー・食料安保など共同関心事業および開発協力分野でのパートナーシップを積極的に強化していく必要があると強調した。

 また韓国は「2030釜山国際博覧会(EXPO)」を通じて気候変動や不平等、デジタル格差など人類共通の課題に対する大転換の解決方法を提示するとして、カリブ共同体会員国の積極的な関心と支援を求めた。

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