サッカー韓国代表、”指揮官不在”のAマッチ?大韓サッカー協会「2月中には新監督発表の予定」(画像提供:wowkorea)
サッカー韓国代表、”指揮官不在”のAマッチ?大韓サッカー協会「2月中には新監督発表の予定」(画像提供:wowkorea)
サッカー韓国代表チーム新監督の選考が難航している。このままだと”指揮官不在”でAマッチを戦う可能性もある。

シン・テヨン の最新ニュースまとめ

 代表チームは来る3月24日と28日にそれぞれウルサン(蔚山)とソウルで親善Aマッチに臨む。初戦の相手はコロンビアで、2戦目の相手はウルグアイだ。2チームは南米の強豪で、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング17位と16位のチームだ。

 親善Aマッチの初戦(コロンビア戦)まで、残すところ約5週間。新監督が選手のコンディションをチェックし、エントリーを作成して歩みを合わせてトレーニングしなければならない時期だ。既存の監督ならば、積み重ねてきたデータから比較的容易に試合を準備できるが、新監督となると話ば別だ。

 サッカー界の関係者は「欧州サッカーのシーズンが終了していないため、時期的に新監督を選考するのが難しい状況」とし、「3月のAマッチに代表チームの監督が必ず必要なわけではない。国際大会ではなく親善Aマッチだからだ。以前も代表チームの監督選考が難航し、臨時監督が親善試合を指揮したことがある」と説明。似た事例として、2014年6月「ブラジルワールドカップ」の直後、大韓サッカー協会が新監督の選考に乗り出したが確定せず、選考作業は2か月以上を要したこともある。

 もし、今回も選考が長引くとしたら、ベンチには誰が座ることになるのか。以前はシン・テヨン監督が急きょ指揮官となり、親善Aマッチだけ臨時で代表監督を引き受けてほしいという要請を受け入れてベンチに入った。その際、パク・ゴナコーチとキム・ボンスコーチがサポートした。

 しかし、現時点でサッカー協会の関係者は「以前のようなケースは考えていない」と線を引いた。関係者は「手続きに沿って、新監督の候補者と交渉している。遅くても2月中には新監督を選ぶ予定」と明かした。

Copyrights(C) Mydaily wowkorea.jp 4