釜山市は「14日午前、市庁1階の大会議室でパク・ヒョンジュン (朴亨ジュン)市長の主宰により、区長・郡長・民間の専門家などが出席した中 “BIE現地視察に備えた準備状況報告会”を行なった」と明らかにした。
今回の会議はBIEの現地視察が約2か月後に迫る中、市民が共に参加する雰囲気づくりをして万博誘致に対する釜山市の情熱を視察団にしっかり伝えることに重点を置き、これまでの準備状況を点検し話し合うため設けられた。
会議は、現地視察推進状況の総括的な説明につづき、市民との雰囲気づくり・環境管理・安全管理・広報・交通・観光受け入れ態勢など、分野別の準備状況報告・討議および専門家の提案の順で行なわれた。
釜山市はことし11月の「2030国際博覧会」開催都市決定を控え、誘致を決定づける評価基準として「何よりも市民たちの誘致への熱気と支持が最も重要だ」と判断した。これにより釜山市は区・郡と共に、視察団の訪問時期を前後とした「万博週間(EXPO WEEK)」に多様な市民参加型祝祭とイベントを企画し、市民だけでなく釜山を訪れる国内外の観光客も共に楽しみ参加し体験できる祝祭の場を準備する方針である。
このことに関して釜山市は、都市の魅力とグローバル競争力を対内外にしっかり知らせ、多様なイベントを企画することで釜山誘致を促進させるため、全ての区と郡に特別調整交付金33億ウォン(約3億4330万円)を交付した。
パク市長は「視察への準備は現在、全国家的次元で行なわれている。視察団が釜山に到着してから発つ時まで瞬間ごとに感動してもらえるよう、釜山が持っているインフラ・文化・自然環境などをしっかり見てもらうため準備していく」と語った。つづけて「開催都市の思いと市民たちの熱気が何よりも重要なことから、釜山市民たちが全力で誘致を熱望していることを視察団が直接見て感じることができるよう最善を尽くして準備し、これから視察まで区・郡全域が市民たちの自発的な熱気に満たされることを願う」と求めた。
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