ソウル市、MICE活性化に77億ウォンを投入… 外国人観光客3000万人誘致に乗り出す=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市、MICE活性化に77億ウォンを投入… 外国人観光客3000万人誘致に乗り出す=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市が今年77億ウォン(約8億円)を投入し、マイス(MICE:ビジネス目的での旅行)産業活性化に乗り出す。新型コロナウイルス感染症で被害を受けた業界と市場回復に、全体予算の半分である39億ウォン(約4億円)を支援する。新規国際イベントの誘致と開発にも約20億ウォン(約2億円)を投入する。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

 9日、イーデイリーが分析した「ソウル市マイス産業育成計画」によると、今年のソウル市のマイス予算は77億2800万ウォン(約8億400万円)で、昨年の69億4000万ウォン(約7億2200万円)より11.6%増えた。観光収入の減少、財政効率性の強化基調で一部削減が予想されたが、予算が増え、コロナ以前の水準を回復した。「外国人観光客3000万人、2036年五輪誘致」を目標に掲げたソウル市のオ・セフン市長の市政方向性が反映された結果と解釈される。2日、オ市長はイーデイリーフューチャーズフォーラムで「製造業比重が3%にもならないソウルは、金融、観光などサービス業で勝負をかけなければならない」としてマイスなどの観光産業をソウルの都市競争力を世界5位圏に引き上げる中枢産業として名指しした。

 今年のソウル市マイス育成計画の大きな流れは、中小規模行事支援の拡大、デジタル化とユニークベニュー(特別感のある会議場)の活性化だ。開催ごとに最大2億8000万ウォン(約2900万円)、計15億ウォン(約1億5600万円)を支援する国際会議は、基準を外国人50人を含む100人以上から50人以上に下げた。

 企業会議と観光はイベント・団体当たり最大5000万ウォン(約520万円)を支援する。3年以内に再訪問する外国人500人以上の団体に対する追加インセンティブ(1人当たり1万ウォン)も初めて導入する。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88