トランスペアレンシー・インターナショナルが2022年版「腐敗認識指数」を発表した=(聯合ニュース)
トランスペアレンシー・インターナショナルが2022年版「腐敗認識指数」を発表した=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】汚職・腐敗防止活動を展開する非政府組織(NGO)のトランスペアレンシー・インターナショナル(TI、本部ドイツ・ベルリン)が31日に発表した2022年版の「腐敗認識指数」によると、韓国は評価対象180カ国・地域のうち31位で、前年(32位)よりやや改善した。 腐敗認識指数は公共部門の腐敗に対する専門家・経営者の認識を100点満点で換算した指標。点数が高いほど汚職・腐敗度が低い。 1位はデンマーク(90点)、2位はフィンランド、ニュージーランド(87点)、4位はノルウェー(84点)、5位はシンガポール、スウェーデン(83点)だった。最下位の180位はソマリア(12点)。 韓国は63点で、16年の52位(53点)から6年連続で順位が上昇した。経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国の中では前年と同じ22位だった。 アジア太平洋諸国ではニュージーランド(2位)、シンガポール(5位)、香港(12位)、オーストラリア(13位)、日本(18位)、台湾(25位)が韓国より上位だった。 韓国透明性機構は、韓国の点数は過去最高だったが公職社会と経済活動に関連する主要指標が下がったとし、政府レベルの反腐敗政策を見直す必要があると指摘した。
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