米軍のXバンドレーダー(資料写真)=(聯合ニュース)
米軍のXバンドレーダー(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍は29日、アジア太平洋地域のミサイル防衛を総括する第94米陸軍防空ミサイル防衛司令部が米ハワイで主催した多国籍演習に参加し、北朝鮮のミサイルによる脅威への対応策を模索したと発表した。 同司令部はインド太平洋地域の弾道ミサイル防衛作戦を指揮する。配下の第35旅団は最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」が配備されている韓国南部の基地なども管轄する。 演習には韓国のほか日本、シンガポールなどアジア太平洋地域の8カ国が参加した。弾道ミサイルや巡航ミサイル、無人機による攻撃への防空作戦計画を構想したほか、攻撃をシミュレーションして計画の実効性を検証した。 米軍は参加国に海上配備Xバンドレーダー(SBX1)も公開した。米側が主要施設を公開したのはアジア太平洋地域の同盟国に対空・ミサイル防衛能力を確認させ、拡大抑止の約束への信頼性を高めるためとみられる。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40