検察、梨泰院惨事に関し、朴熙英龍山区庁長を拘束起訴＝韓国

パク・ヒヨン（朴熙英）ソウルヨンサン（龍山）区庁長がイテウォン（梨泰院）惨事の前後でずさんに対応した容疑で拘束され、裁判にかけられる。

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ソウル西部地検は20日、業務上過失致死傷などの容疑で朴区庁長とチェ・ウォンジュン元龍山区安全災難課長を拘束起訴し、ユ・スンジェ元副区庁長とムン・インファン元安全建設交通局長を同じ容疑で在宅起訴した。

検察によると、彼らは惨事の当日、大規模な人出による死傷事故の発生を予見できたにもかかわらず、安全管理計画を立てず、常時災害安全状況室を適正に運営しなかった容疑（業務上過失致死傷）を受けている。

検察は彼らがSNSや当直室などを通じてあらかじめ状況を把握することができたのに、人材配置・道路統制などの措置をせず、警察・消防など、関連機関との協力体系もしっかり構築しなかったと判断した。

また、検察は惨事の発生後も適切な収拾措置を取らなかった彼らの過失で計158人が死亡し、294人が傷害を負ったと見て、区庁長をはじめ、龍山区庁幹部4人全員に業務上過失致死傷容疑を適用した。

検察は朴区庁長が龍山区庁の不適切な対応を隠蔽するため、職員に事故現場到着時間などを虚偽記載した報道資料を作成・配布するようにした容疑（虚偽公文書作成・行使）を追加で適用した。

チェ元課長は事故発生の知らせを聞いても現場収拾を全くしなかった容疑（職務遺棄）もある。チェ元課長は惨事を認知しながらも酒を飲んで帰宅したという。

梨泰院惨事で裁判にかけられる被告人は彼らを含めて計12人に増えた。

検察は先月30日、ハロウィン情報報告書削除疑惑にかかわったパク・ソンミン（56）元ソウル警察庁公共安寧情報外事部長（警務官）とキム・ジンホ（52）元龍山警察署情報課長（警正）の3人を起訴したのに続き、今月18日にはイ・イムジェ（54）元龍山警察署長（総警）とソン・ビョンジュ（52）元龍山署112状況室長（警正）の5人を追加起訴した。

検察は、警察が業務上過失致死傷の容疑で在宅送検したキム・グァンホソウル警察庁長など、ソウル庁関係者たちを対象に補完捜査を継続する方針である。