ソウル地下鉄の書店が36年の歴史に幕...梨泰院惨事の余波(画像提供:wowkorea)
ソウル地下鉄の書店が36年の歴史に幕...梨泰院惨事の余波(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル地下鉄内唯一の書店が36年の歴史に幕を閉じる。イテウォン(梨泰院)の惨事をきっかけに、地下鉄内の混雑への懸念が高まっているからだ。

業界によると5日、ソウル交通公社は今月9日に契約期間が終わるハヌリ文庫と再契約をしないことを決めた。乗客移動の妨げになる施設をなくし、動線を確保して混雑度を改善するためだ。

1986年から地下鉄で書店を営んできたハヌリ文庫は、36年間にわたって地下鉄の歴史とともに歩んできたが、現在はコンドク(孔徳)、チョンノ(鍾路)3街、ヤクス(薬水)、ヨンシンネ、サムガクチ(三角地)、テルンイプク(泰陵入口)、ワンシムリ(往十里)の7店舗しか運営していない。月平均利用者数は5000人余りだ。

ソウル交通公社の関係者は「地下鉄混雑度改善事業の一つとして推進するもの」とし「書店がなくなる空間は空けておく計画だ」と述べた。
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