韓国の新型コロナ重症者、「500人」に迫る…新規感染者「2万2327人」

韓国の新型コロナウイルスによる重症者が500人に迫ろうとしている。週間平均の死亡者数は49人になる。

28日中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は2万2327人と集計された。1週間前の21日（2万2077人）より750人減少した。

国内発生の感染者は2万2274人、海外流入の感染者は53人で、累積感染者は2695万9843人だ。

22日から1週間の新規感染者は7万2860人→7万306人→5万9082人→5万3698人→5万2788人→4万7028人→2万2327人だ。

高流量（high flow）酸素療養、人工呼吸器、ECMO（体外式膜型人工肺）、CRRT（持続的腎代替療法）などにより隔離治療中の重症者は491人を記録した。

きょうの新規死亡者は44人で、週間日平均の死亡者数は49人だ。

きのう午後5時基準の重症者病床稼働率は34.8%を記録した。一般病床は24.9%が稼働中だ。

一方、きょうから新型コロナウイルスワクチン3次・4次接種の事前予約が中断される。これにより「ファイザー」「モデルナ」「ノババックス」「SKバイオサイエンス」の新型コロナウイルス単価ワクチン4種はきょうから予約することができない。来月17日からは接種もできなくなる。これにより、今後はワクチン接種時にn次接種がなくなり、単価ワクチンの基礎接種と2価ワクチンの追加接種に単純化される。

防疫当局は国内の優勢種であるBA.5に対応した2価ワクチンに冬季追加接種を一元化し、免疫効率を高めることに期待している。