電話協議を行う金議長(合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
電話協議を行う金議長(合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長は5日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と電話協議を行い、北朝鮮の核・ミサイルの脅威への対応策を話し合った。

 合同参謀本部によると、金氏は「核実験やミサイル発射によって得られるものはないと(北朝鮮に)明確に認識させることが重要であり、北が挑発を重ねるほど同盟の対応体制はさらに強力になるという現実に直面することになるだろう」と述べた。

 ミリー氏は「朝鮮半島防衛のための米国の公約はいつにも増して確固たるものだ」として「今後も韓米が緊密に調整された共同対応を取るために積極的に協力する」と応じた。

 両議長は、4日に北朝鮮が発射した中距離弾道ミサイルは明白な国連安全保障理事会の決議違反であり、朝鮮半島と域内の安定を脅かす深刻な挑発行為だと糾弾した。

 また、北朝鮮のミサイル発射後に実施された韓米両軍の戦闘機飛行・爆撃訓練と地対地ミサイル射撃は、同盟の強力な対応能力と決意を示すものだとの認識で一致した。

 そのほか、北朝鮮の軍事脅威に対応するには韓米日3カ国間の安保協力が必要だとの認識を共有。米ワシントンで開催予定の第47回韓米軍事委員会の会議で北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する軍事対応能力と拡大抑止の実行力向上策を議論することでも合意した。


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